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Viewer > 臨床レポート(2) |
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中国地方の自然の山々に囲まれた、とある県立の総合病院はベッド数150床の地域の中核病院です。来院される患者さんは高齢の方が多く地域の総合病院として親しまれています。
内科には循環器と消化器がご専門の先生がいらっしゃいますが、糖尿病の専門医はおらず糖尿病認定施設ではありません。
しかし糖尿病の患者さんも非常に多く通院されており、薬局、看護部、栄養部、検査室の各部門の糖尿病療養指導士を中心に、理学療法士、歯科衛生士も協力し合って患者さんに質の高い医療を提供しています。
その中心となっている、糖尿病療養指導士で薬剤師の高橋強さんにお話をお聞きしました。 |
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| −薬局では糖尿病の患者さんに対してどのように関わっているのですか? |
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薬局では、薬の管理や調剤はもちろんですが、インスリンやSMBGのセンサーや針などの管理を行っています。また、外来患者さんに対してはインスリンやSMBGの手技指導、機器の点検なども行っています。
SMBGを使用している通院中の患者さんには、診察前にSMBG Viewer(血糖データ管理ソフト)を用いて1か月分の血糖値をグラフ化してお渡ししています。 |
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来院いただいた患者さんはまずSMBG機器を一度薬局に預けます。薬局ではSMBG Viewerにデータを吸い上げ、結果をカラーで出力して患者さんにお渡しします。それを持って患者さんはドクターの診察を受けます。データはプラスプリント(モノクロ簡易出力装置)でも出力し、そちらはカルテに貼り付けます。(下図) |
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| −薬局でカラー出力した血糖データをお渡しするのですね? |
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カラー出力した結果をお渡しする時に、患者さんに声をかけるようにしています。特に飛び値がある場合など「この日はすごく血糖が高いけどどうしたの?」なんて聞くと「あ、前の日に会合があってお酒を・・・」とか「この時は旅行に行きました」といろいろ思い出されるようです。
また、高齢者で『食後マーク』がつけられない方は数値に「食後」と書き込み、「低値」については本当に低血糖なのか測定ミスなのかお聞きして書き込みます。こうすることで、ドクターが細かいことを患者さんに聞く手間が省けます。
患者さんも私たちに対して緊張せずに気楽にお話してくれますし、私たちが事前に質問することで、診察の時に何を言えばよいのかどんなことを聞かれるのか頭を整理することができるようです。もちろんその内容も記入してドクターに伝えますので、患者さんとドクターのコミュニケーションもスムーズです。 |
| −患者さんやドクターの反応はいかがでしょうか? |
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カラー出力したものは結果が一目瞭然ですので、お年寄りの患者さんにもわかりやすく、ドクターにも好評です。
患者さんは、治療の変更がある場合もグラフを用いて説明されると理解できるので受け入れやすいようです。ドクターにとっても、診察時に患者さんとグラフ化されたデータが一緒に来て、そこには薬局からの書き込みもありますので、細かいことを患者さんに聞く手間が省けます。診察もぐっと質の高いものになるようです。薬局としてもSMBG
Viewerを通じてドクターとの信頼関係がいっそう強まりました。
実は、この病院では認定医が不在のため最初は糖尿病療養指導士を受験する資格すらなかったのです。しかし院長に理解があって糖尿病学会に入会してくださり、この病院でも糖尿病療養指導士を受験する資格を得ることができました。そのおかげで療養指導士も増え、ドクターと薬局、看護部、栄養部、検査室薬局、看護部、栄養部、検査室、理学療法士、歯科衛生士が連携して、さらに糖尿病の患者さんをサポートできるようになりました。
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| 認定医がいなくても、糖尿病療養指導士が活躍して患者さんに質の高い医療を提供できる。そんな理想的なチーム医療が行われている病院でした。 |
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