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糖尿病の足 |
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糖尿病患者の足は、血管障害・外傷・感染症が複雑に組み合わされ、神経障害による知覚鈍磨も誘引となり、潰瘍や壊疽を引き起こしやすい状態にあります。 |
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糖尿病の病態生理 |
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糖尿病の足病変は2つ以上の危険因子が同時に発生することによるものです。2型糖尿病の50%近くは神経障害と足病変のリスクを持っているといわれています。神経障害のある患者では小さな傷などが慢性的な潰瘍を引き起こす可能性があります。感覚の低下や足の変形、関節の制限などは足に負担をかけ、結果として足に胼胝(たこ)が形成されます。多くの場合皮下出血が先行し皮膚が破綻します。血管障害を伴う場合、通常強い痛みがあるが神経障害の患者は末梢の重篤な虚血に関わらず無症状であることも多い。患者が無感覚で歩行を続ける結果、傷は骨髄炎を伴う深部への足感染、足壊疽へと進展し、足の切断にいたります。 |
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足の診察 |
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すべての糖尿病患者は足に問題がないかどうか定期的(年に1回以上)に診察し、足病変の危険因子が認められた患者は、より頻繁に診察するのが望ましいでしょう。 |
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足の診察は患者の足だけでなく靴や靴下も点検するのが望ましいでしょう。 |
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糖尿病性神経障害による感覚低下は、アキレス腱反射、128ヘルツ音叉、モノフィラメントなどで確認することができます。 |
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患者・家族へのフットケア教育 |
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患者や家族に対してフットケアの教育を行うことは非常に重要です。 |
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フットケアに対する関心の動機付け、靴下や靴の選び方、足の手入れの仕方日常生活で気をつけることなど、細かく指導しましょう。 |
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患者がフットケアに関心をもち自主的に実践することが、糖尿病性足病変のリスクを低下させる一番の近道です。 |
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患者(保護者)にできる日々のフットケア |
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1日に1回は素足になりよく観察する。 |
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足は毎日清潔に保ち、乾燥する場合には保湿剤などを塗る。 |
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締め付けない靴下などを履き、足を保護する。 |
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足にあった靴を選ぶ。靴の中敷のずれや靴の中の異物の有無を確かめてから履く。 |
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患者(保護者)が注意すること |
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爪の変形、白癬の治療は皮膚科医を受診させ、十分注意して治療することを勧める。 |
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足のたこや傷を自分で削ったり切ったりしない。 |
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ヒーターに足を近づけない。あんかや湯たんぽ、カイロの使用には注意する。 |
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足の自発痛の症状を感じなくなった(訴えなくなった)場合、神経障害が改善した場合ではなく、進展して知覚鈍磨に陥った場合もあるため必ず主治医に相談する。 |
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アークレイでは患者様向けのフットケア教育冊子「フットケア小冊子」を発行しております。また、医療従事者向けのフットケア勉強会なども実施しております。興味のある施設の方はお問い合わせください。
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