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| ▲座長の葛谷先生 |
2006年5月25日から27日まで東京国際フォーラムほかで開催された第49回日本糖尿病学会年次学術集会において、アークレイは座長に藍野加齢医学研究所 糖尿病センター長 葛谷健先生、演者にピッツバーグ大学医学部内分泌学助教授、ピッツバーグ大学糖尿病研究所所長のリンダ・スミナリオ先生(Linda M.Siminerio, R.N.,Ph.D.,C.D.E.)をお迎えし、『糖尿病療養指導士の役割−過去・現在・そして未来−』と題したランチョンセミナーを開催いたしました。
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| ▲満員になった会場 |
リンダ・スミナリオ先生は30年以上にわたり、米国における糖尿病の療養指導に携わり続けてこられ、アメリカでのCDE制度の立ち上げから今日に至るまで多大な貢献をされてきました。現在ではIDF(International Diabetes Federation)の上級副理事長、学術誌『Diabetes Forecast』の編集長、『Diabetes Care』編集などでもご活躍です。ランチョンセミナーは、メイン会場である東京国際フォーラムから少々距離が離れた、東京駅前の丸ビルで開催されました。その距離にも関わらず、会場は定員の400名を超える来場者であふれ、充分用意していた通訳用イヤホンが底を尽くほどでした。リンダ・スミナリオ先生はご自身が子供の頃のお写真をお示しになりながらたいへんわかりやすくご講演下さいました。
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| 糖尿病療養指導士の役割−過去・現在・そして未来− |
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○過去
12歳のときに父親が1型糖尿病を発症。1960年当時の糖尿病療養指導は薬剤の指示や食事の指示は患者本人にはあったが、家族に対する教育・フォローは一切なかった。
この経験によって糖尿病療養において、家族への教育が非常に重要だということを痛感し、糖尿病療養に携わる動機となった。
○現在
糖尿病療養指導をおこなううえで、患者に知識を与えることに焦点をおくと、肝心の行動変容に至らないことが非常に多い。医療従事者は「患者にいかに伝えたか?教えたか?」という一方通行の指導ではなくて、「患者がいかに行動変容したか?」を評価・検討する本質を見極めた指導が望まれる。
○未来
現在の若者たちはジャンクフードに囲まれ、運動不足に陥りがちである。したがって糖尿病をはじめとする代謝性疾患に侵されるリスクが高い。未来の子供たちは私たちの遺産である。この大切な遺産を守っていくためにも糖尿病療養指導士は力を注ぎ、活躍の場を拡げなければならない。
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最後に・・・
リンダ・M・スミナリオ先生から、日本の糖尿病療養指導士のみなさまへのメッセージを掲載します。
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| ▲リンダ・M・スミナリオ先生 |
(以下の英文はリンダ・M・スミナリオ先生のスライドより引用)
My message to you is to:
Challenge yourself and your team
Implement behavioral and psychosocial strategies
Collect and report data
Advocate for an advanced role
Implement primary prevention
Create virtual teams
Use technological approaches
(常にチャレンジすることをおそれず、糖尿病療養指導士としての役割をもっとアピールしてください。そして、データをとってEBMに基づく指導をし、チームを編成してストラテジーを考えていかなければなりません。糖尿病療養指導士として、みなさんとともにこれから活躍の場をひろげていきましょう。)
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ご講演のなかでは、慢性疾患ケアモデルを用いた介入をすることで病態が改善したというトライアルのデータもお示しになりました。ご講演終了後には、フロアから積極的な質問が次々とでるなどたいへん活況を呈しました。
ご来場いただきました皆様にはこの場をお借りして厚くお礼申し上げます。
これからも、弊社は糖尿病療養指導に携わる皆様に有用な情報を提供してまいる所存です。
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